心の傷

今日は自分で決めていた日。
ちゃんと前に１歩踏み出す日。
だから、五日後に控えた移動のため身支度を色々整えて、心の身支度も一緒にしようと思ってた。じゃないとね、一生このまま良くない空気を吸って生きる気がして。
今の自分がずっと続く事が、とても辛いのでね。
自分に新たな機会を、スタートを与えるためにも、ここに吐き出します。





以前付き合っていたRANDY。
国も文化も言葉も経験の背景も、多くの異なる部分をもった彼と１年半。。。もしくはずるずる２年近く、本気で愛していたからずっと諦めずに、心身を削ってでも頑張った初めての男性。素晴らしい彼の魅力ある部分と、異なり過ぎて理解できない、分かり合えない部分の葛藤がずっとこの関係を通してありました。本当に多くの困難を経験しながらも、ひたすら頑張った。












そんな彼から暴力を３度受けたんですね。







愛してるがゆえに？！そんな事決して認めれません。
でも、心から愛していたがために、私がしつこい女がために、３度も痛い思いをした。

自分が福祉学を学びながらDVの問題を他人事の様にどこか思ってた。

自分の身におこった事を認めたくなくて、肯定したいがために、もう一生消えない傷を負ってしまった。色んな嫌な経験はしたけれども、この経験だけは傷をぱっくりと開いたまま、中々傷を閉じる事ができない。
特に、今まで大恋愛をしたこともなかった自分がこれだけ真剣になれた人だったから。
私の心をしっかり見てくれる人だったから、
こんなに愛し合えた人だったから、

感情のコントロール出来ない人と付き合っていたということを嘘だと思いたかった、だから簡単に諦めたくなかった。
そんな状態だったから、ずっと盲目だったんだと思う。
見えてないものが多すぎて、きっと大事なものを見過ごしたんだと思う。



自分自身への後悔へと、体を与えてくれた両親への申し訳なさだけがずっと頭の中でぐるぐる回ってた。毎晩繰り返し。



私の悪さがこの経験を辛くさせたのだと今分かる。
自分の父親が母親に手を挙げた日を、ずっと覚えているし、だからこそ暴力が最悪て許されない事だと分かってる。そんな男を許せないと思って生きてきたのに。。。。
自分が選んだ男性がね。。。
情けなくて情けなくて、誰にも言いたくなかった。
だから、余計心への負担が大きかったんだと思う。
だけど、ようやく言えます。
自分の中で事実を受け止める覚悟と、前みたいに元気な自分でいたい前向きな気持ちがようやく私の背中を押してくれました。

そしてこの言葉も：

忘れたい過去もあるけど、
忘れる事出来ない程の
素敵な想い出もある。

(ジャンヌダルク、プラスチック)

確かに、幸せで、温かい気持ちを経験した時に人生の至福だと思える瞬間がありました。
結果で物事をみてしまうから、辛く感じるけれど、総合して思える気持ちが大事だと最近思えます。ま～頭では分かってるんですけどね。


心の傷は一生消えないけれど、心の傷を少しずつ癒して行く事は出来る。
傷と共に生きて行ける！そう思える様になりました。


来週から、ようやく全責任を負って仕事をする。
仕事がいいきっかけとなりそうです。
心を切り替えて、もう一度自分らしさを取り戻します。
ご心配おかけしました。